1965. Frensh lobby cards. 25 x 30 cm.

フランス初公開時に制作されたロビー・カード16枚セット。カード、収納袋ともにタイトル文字がポスターとは異なる。
ほとんどがベルモンドとカリーナを中心としたショットで、本編にはないもの、別アングルから撮られたものなど、どれも美しく刺激的だ。
撮影者のGeorges Pierreは『去年マリエンバートで』(1961年)でデビュー。ルイ・マル『鬼火』(1963年)などを経て『恋人のいる時間』(1964年)でゴダール作品に初参加。
『アルファヴィル』(1965年)、そして『気狂いピエロ』から『ウィークエンド』まで60年代のゴダールの現場を記録し続けた。
他にロベール・アンリコ『冒険者たち』(1967年)や『O嬢の物語』(1975年)など、フランス映画界を支える写真家として90年代まで活躍した。