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Design for 1st French release. 40 x 54 cm.
『気狂いピエロ』はフランスのジョルジュ・ド・ボールガールとイタリアのディノ・デ・ラウレンティス、欧州映画界を代表する2人の大プロデューサーによって製作された仏伊合作映画である。
予算は推定30万ドル(現在の貨幣価値に換算すると約250万ドル)で、ゴダールが2年前に撮った『軽蔑』の3分の1にあたる。
1965年8月のヴェネツィア映画祭に出品された後、同年11月5日にフランスで、その翌月には西ドイツ(当時)で、そして1966年1月にイタリアで公開された。フランスでの興行は3週間、パリでの動員観客数は約60万人で、フランス全土では約131万人を動員した。
ポスターのデザイナーは不明。70年代のものとも80年代のものとも言われるこの再公開版ポスターでも初公開と同じデザインが使用された。 |