1973. German re-release. 59 x 84 cm.


西ドイツ(当時)では1965年12月に「Elf Uhr Nachts」(夜11時)というタイトルで公開された。クレジットにはないがこの映画の原作とされているライオネル・ホワイトの小説「Obsession」のフランス語訳タイトルが「Le Demon D'onze heures」(11時の悪魔)であることとの関連が考えられる。
1973年のリヴァイヴァルではフランス語原題に戻された。ベルモンドの名前の上にあるコピーは「すでに狂ってるなら、そのとおり!」か。



1973. German re-release. 59 x 84 cm.


ガソリンスタンドでフォード・ギャラクシーを盗むシークエンスからのスティルを使用した1973年リヴァイヴァルの別ヴァージョン。スティル内の赤い文字で書かれたコピーは「スコープとカラーの映画史における最後のロマンティック・カップル」か。他にいくらでも使えるスティルはあるはずなのに、なぜこれをあえて使用したのか理解に苦しむ。残念ながらさほどロマンティックには見えない。