2009 Cannes Film Festival. Press book for restoration version. 27 x 14 cm.

『気狂いピエロ』ほどの作品であっても、一部ネガが紛失するなど保存状態に関しては長い間悲劇的だった。
2009年、ようやくデジタル・レストア版が完成、カンヌ映画祭でお披露目され、英仏2か国語で書かれたプレスブックが制作された。
内容は作品の歴史的価値、修復作業の様子、ルイ・アラゴンが当時発表した有名な評論の抜粋など。
作曲家アントワーヌ・デュアメルのコメントが楽譜の写真付きで紹介されているのも興味深い。
点数は少ないものの、今まで見たことのないスティルが魅力。