「Fotografi di scena del cinema italiano ANGELO NOVI」より
アンジェロ・ノヴィ(1930〜1997)は、『暗殺の森』を皮切りに『ラストタンゴ・イン・パリ』、『1900年』、『ラストエンペラー』、
そして『シェルタリング・スカイ』と、ベルトルッチの黄金時代を記録し続けたスティル・カメラマンである。
他にピエル・パオロ・パゾリーニ、セルジオ・レオーネとも組み(2人ともベルトルッチと縁のある監督)、膨大なスティルを残している。
『テオレマ』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』(旧邦題『ウエスタン』)、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
のポスターを飾ったお馴染みの名場面。あの印象的なスティルはノヴィが撮影したものである。
とかくヴィットリオ・ストラーロとのコンビばかりで語られがちなベルトルッチの映像美だが、
ノヴィが切り取った映画の瞬間の数々には、『暗殺の森』のエッセンスが現場の空気とともに封じ込められている。
サイズはすべて18.5 X 24 cm。