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現在はオルセー美術館となっているオルセー宮ホテル。このドアがあった場所には現在美術館のチケット・オフィスが建てられている。 |
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共産主義者の花売り女からパルマのスミレを買い、アンナに贈るマルチェッロ。パルマはベルトルッチの故郷である。マルチェッロはベルトルッチ自身だ。 |
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パリに到着してから新婚旅行らしいことをしていない、と甘えるジュリア。 |
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マルチェッロの躁鬱の激しさがこのシークエンスでも伺える。 |
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アンナとクアドリ教授からサヴォアの別荘に招かれたことを伝えるジュリア。サヴォア(サヴォワ
もしくは サヴォイア)はスイス・イタリアとの国境にあるフランスの山岳地方。パリからローマまでの道程の半分ほどの位置にある。 |
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教授夫妻の別荘のあるサヴォアの住所をマルチェッロに手渡し、「雪の上でもセックスできるそうよ」とはしゃぐジュリア。 |
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「教授が森の中をを裸でさまようのよ」と笑うジュリアだが、ターゲットである教授がそのような姿で絶命することを想像し、自分の使命に恐怖するマルチェッロ。暗殺決行は明日だ。 |
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予防接種の痕が生々しいサンドレッリ。寒々としたムードの中、メランコリックなマルチェッロとアンナに挟まれて、ジュリアのイタリア女らしい明るく力強いエロスが輝く。 |